MUSA自主上映総括すると

2006年7月1日~7日まで、世田谷三軒茶屋中央劇場様にて「MUSA」自主上映が催されました。

サイトを始めて2年半、皆様の気持ちを一つにする大きな催しが無事に終了しましたこと、ご参加いただきました皆々様に感謝申し上げます。

そして、この催しの立役者であるスーさん、有難うございました。
劇場にいらっしゃれないにもかかわらず、遠方からお金をお送りくださり、そしてチケットを寄付してくださった皆様、有難うございました。



この劇場はテレビや雑誌などの取材を受けるほど、ノスタルジックなたたずまいを見せています。



このような美しい場所が東京にあることがわかり、そのタイムスリップしたようなゆったりした空間で7日間過ごすことのできた幸せをかみしめております。



最終日、中央劇場さんに行くとフレンズからお花が届いていました♪
中央劇場さんの受付に合うようにとわざわざ選んでくださったとのことです。
有難うございました♪
 


わたくしたちの「MUSA」自主上映は一日3回上映×7日間で合計21回という通常考えられない回数で催されました。そしてそれは劇場に行けばフレンズが必ずいらっしゃっるという稀有な7日間でした。

これは、お留守番のかたたちがいらっしゃって初めて可能になる催しでもあります。
お一人11000円という半端でない高額な参加費、これを遠方のかたにお願いするのは心苦しくありましたが、フレンズの皆様に快くご参加いただきましたこと、心から感謝申し上げます。

自主上映は通常は一日限りの貸し館上映ですが、わたくしどもでは、はなからそのような自主上映は考えておりませんでした。
ファンサイト一つでどんなに頑張ってチケットを売っても、それは一般のお客様には届かず、自分たちの楽しみにしかならないと考えるからです。

わたくしたちは「MUSA」という映画を知ってもらう、チョン・ウソンという素敵な俳優を知ってもらう、という大きな目的のために働きたいと思っておりました。
そしてこの「MUSA」再上映をチョン・ウソンさんの次回作「中天」応援の一助として考えておりましたので、一般上映にこだわったわけです。

この一般上映という形態は宣伝が要らない、というメリットもございます。
「ぴあ」にも「ヤフームービー」にも載せていただき、また駅などにもポスターが貼られ、チケットはできあがっており、わたくしたちのすることは「観にいくこと」だけでしたので、毎日安心して楽しめたのだと思います。

このように始まった「MUSA」自主上映ですが、最終日最終回には思わぬお客様を客席に見つけ、皆様またまた感動することになります。
最終回には鷺巣詩郎さんが奥様同伴でいらっしゃってくださいました。
お礼を申し上げると、「最終日ですから仕事を抜けて来ました」と仰ってくださいました。

わたくしどもではサイトを作った当初から、まだどこにもライナーノートの出ていない頃からjijiさんが「MUSA」OSTの解説をつけてくださっていて、今回のMUSA新聞にも曲の説明なども載っていましたので、ひたむきなjijiさんの気持ちが鷺巣さんを引っ張って来てくださったと確信いたしました。



「MUSA」という映画には人を惹きつける不思議な吸引力があり、一般人であるわたくしたちが大金を集めるとか、映画館を動かしたり、鷺巣さんにいらっしゃっていただけたり、このような奇跡すら可能にしてしまう魅力があります。

「MUSA」はDVDと劇場版の翻訳が違うこともわたくしたちが劇場上映にこだわった理由でもあります。
DVDでPCや家のテレビで見てもMUSAワールドは広がらないでしょう。
この映画がもっと広く知られ、チョン・ウソンさんのその美しい大きな動きを見ていただき、次回作「中天」のヒットまでつなげていくことがわたくしたちの願いです。

日本各地でこのような「MUSA」上映の気持ちが広がることを願っています。

さて、わたくしたちが自主上映のためにまずしたことは

1)館主様との交渉と平行して、チケット400枚をさばくために賛同者を集める。
当初チケットは1枚1300円の予定でした。

2)賛同者が20人を超えた時点で先が見えましたので、館主様に金額のご相談をする。そして併映を決める。
ブコメを併映にしようと決めました。そして”カンドンウォンMIRACLE”の管理人さんとコンタクトを取りました。結局ミラクルさんで40枚チケットを買っていただき、チケットを完売することができました。

さて、上映が決まってからは、大車輪にて働きました。

3)「MUSA新聞」製作のお申し出をいただく。
今回好評のうちにすべてさばけてしまったMUSA新聞は鷺巣さんにもお読みいただき、ご来館いただくきっかけになったと思います。kazuさん、よっしぃ〜さん、jijiさんが作ってくださいました。
劇場の受付においてご自由に皆様にお持ちいただきました。

4)ホームページを製作する。
中央劇場さんはご自身のサイトをお持ちでないので、よっしぃ〜さんに製作していただきました。
検索にかかりやすいように細心のご注意をいただきました。

5)三軒茶屋お食事マップを製作する。
遠方からいらっしゃるかたのためにお休みになれる場所をリストアップして、よっしぃ〜さんとぶんさんに地図を作っていただきました。劇場の受付において自由にお持ちいただきました。

6)招待状を発送する。
MUSA新聞とチケットとを鷺巣さんはじめ、佐久間プロデューサー、ワダエミさん他にお送りしました。

7)木いちごさんとのかさんにサイト掲示板のお世話をお願いする。
毎朝、サイト掲示板を見ると新しいスレッドが立っていて、今日も劇場に行けばヨソルに逢える、とハリのある毎日でした。そして、お留守番の皆様に「今日の」劇場の様子をお伝えいただきました。

今回のサイト活動は働くファンサイトに相応しい内容ではございました。
皆様の中に「私は働けない」という気持ちのかたいらっしゃるなら「働く」という言葉の意味が違うと申し上げなければなりません。

働くということは、ジャパンプレミアやファンミーティング(←あれば)や韓国での舞台挨拶などに行くことではありません。それは「働いたこと」に対する「ご褒美」というものでしょう。

「働く」というのは応援する気持ちを持ってそれを表明することだと思います。
ご自身は劇場に来られなくても、劇場に行く人を応援すればそれはもう充分働いているということでしょう。劇場にいらっしゃれないにもかかわらず、今回、遠方よりたくさんのご賛同いただき感激しました。本当に有難うございます。

わたくしどものサイト活動にはリスペクトとフィードバックが重要です。
それがケミストリーを生み出します


またそのバックグラウンドには必ず旗振り応援であるところの”バックアップ”が必要です。

そしてできればサイト活動には、お友だち誘い合ってではなく、お一人でご参加ください。
サイト活動は馴れ合わず、いつでも新しいフレンズを受け入れる状態であることがチョン・ウソンさんを応援することに繋がると思います。

一人でいる心細さを感じながら、それでもお一人でも参加する強さを持ったフレンズ、是非ご一緒にチョン・ウソンさんを応援いたしましょう。

わたくしどものサイト名”アライアンス”は、一人ででも応援頑張る、というかたがたの集合体でありたいと思っています。

管理人ルー拝